堅実な市政運営の出来る人を 国立市議会議員 板谷のり子
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2007 年 4 月 9 日    
堅実な市政運営の出来る人を
〜霞を食べては、生きていけない!〜
 今回の都知事選の結果は、都民にはどのように受け止められているのでしょうか。石原さんの再選は、当然だと思われているのでしょうか。山のような失言の数々も、寛大な都民は、みな許し、オリンピックに夢を託したのでしょうか?厳しい景気低迷の続く中、誰もがバブルの再来を信じているのでしょうか。
景気の上がり下がりは、多少あるにせよ、まったく同じ時代の再来はありえません。人は、見たくないものに蓋をする習性があるようです。前回のHPで書きましたが、生活保護世帯の、あるいは、その手前にいる貧困層の現実を、誰も見たくないと思っているのです。貧困は、まったく自分には関係ないことと、と信じていたいのです。しかし、それは幻想にすぎないのです。よほどの資産家であっても、突如、破綻することも起こり得る、そんな時代に、私たちは生きています。
持続可能な社会をどのように創っていくのか、それは、市民一人一人の意識に委ねられています。地球温暖化が叫ばれる中、相も変らぬ浪費社会を続けている限り、子どもたちの未来はありません。財政運営についても、同様です。この8年間、国立市は大きな公共事業に着手しなかった代わり、約50億の借金を返済してきました。一家の家計を預かる主婦なら、わかるはずです。収入に見合ったやりくりをしなければならないことは、当然です。ところが、自治体の財政については、よもや「それは別の話」だなんて、言いますまい。ましてや、一人の懐ではない、約7万3000人の市民生活を守らねばならない責任が、国立市にはあります。オリンピックも国立駅前の開発も、果たして身の丈にあった運営なのかどうかを、私たちは、もう一度、考えなければなりません。いま、貧困にあえぐ人たちを見捨て、次世代の子どもたちに多額のツケを払わせてまで、目先の快楽を追う価値があるのでしょうか。
オリンピックは、見るだけなら楽しいものかもしれません。借金をして駅ビルを作った結果、地元の商店がさびれた話は多く聞きます。お隣の立川でも例外ではありません。
結局、誰が得をするのか、これを私たちは、しっかり見極めなくてはなりません。
目先の快楽に惑わされ、将来の子どもたちに霞を食べて生きていけとは、言えません。このまちのリーダーになる人は、そんな見極めの利く賢い方になっていただきたいものです。




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