「まち」の生まれ変わりを信じて−長崎市視察 国立市議会議員 板谷のり子
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2005 年 11 月 11 日    
「まち」の生まれ変わりを信じて−長崎市視察
〜活性化は市民力で〜
 樹々が美しく彩られる季節、11月8日〜9日、長崎へ会派視察で行きました。今回のメインは、何と言っても「民営」の“祈りの丘子ども絵本美術館”だったのですが、館長さんが急なご病気との事で、残念ながらお会いすることは、叶いませんでした。しかし、このほかにも、たくさんの収穫のある視察でした。
 長崎市では、2006年度に全市あげての「さるく博」を開催します。今年は、プレ・イベントとして、さまざまな用意がなされています。この博覧会は、ハードに湯水のごとき投資をするものとは違い、どうしたら観光に力が戻るのか、長崎市観光2006アクションプランでは、「まち活かし・人活かし」の考え方を土台として、多くの市民参加を得て、まち歩きが楽しくなるしくみ・仕掛けづくりにチャレンジするものとなっています。
 長崎市は、江戸時代の鎖国期日本における唯一西欧に開かれた窓「出島」をはじめ、シーボルト記念館やグラバー園など有名な名所があります。また原爆の被災地でもあり、多くの歴史を物語っています。このほか、「くんち」や夜景の美しさなど、内外に誇る観光地ですが、ありきたりな観光ではなく、地域住民と観光客とのふれあいを目指し、多くの市民参加で、回遊型観光から「歩いてまわる観光」へ、つまり「待ち」の観光から「攻め」の観光へTRYするものです。(「さるく」とは「歩く」を意味する方言)企画から、市民のアイディアが生きる42コースをボランティアの市民ガイドが案内する、まさに全市を挙げてのイベントになります。商工会も市民も行政も、協働での一大イベントに大きな期待が寄せられています。
 政治的な思惑を絡めて、なかなかまちづくりがすすまない国立市とは、大きな違いが、ここにはありました。新しいかたちの市民参加のありように、期待される長崎には、学ぶべきところがたくさんあった視察でした。


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