姫路市の行政評価システム 国立市議会議員 板谷のり子
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2005 年 10 月 21 日    
姫路市の行政評価システム
〜委員会視察報告記より〜
 10月18日〜19日、行政評価システムについて学ぶため、総務文教委員会では、姫路市を訪れました。
 昨今、どこの自治体も財政状況は厳しく、毎年のように、事業の見直しを余儀なくされていますが、この姫路市においては、BSC(バランス・スコア・カード)を導入し、行政評価を行なっています。01年度に庁内研究体制を立ち上げ、全庁的にモデル実施を行ない、03年度には、経営評価、事務事業評価を全庁的に実施しました。04年度には、庁内すべての課(134)において、実施し、これまでに10億以上の効果額があったそうです。
 ユニークだと感じたのは、「市民」を「顧客」と表現しているところです。パートナーとして、市民を位置づけることは、もちろん重要な視点ではありますが、行政は、あくまで、サービス業であるという意識が、常になければなりません。
何より、今回の収穫は、このBSCのノウハウです。具体的に、この国立市で導入するためには、手を加える必要もありますが、各課のビジョンを達成すべく「経営評価シート」を導入することが重要であると実感しました。
さまざまな質問もした結果、姫路市でも、すべてパーフェクトなわけではありません。市民参加などは、まだまだ、今後の課題のようでした。しかし、積極的に取り組んでいった姿勢は充分な評価に値します。何より、職員の熱意こそが、閉塞感の行政現場に活力を満たすものです。できない理由をあげつらうより、積極的に、職員ひとりひとりが、こうした改革に身を投じていくことこそが、行政の未来を切り開く鍵といえるでしょう。ひとつひとつの事業が、本当に市民にとって必要なものなのかどうかを、いまこそ、しっかりと市民に問い直す時期なのかもしれません。



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