アスベスト対策の早期実現を 国立市議会議員 板谷のり子
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2005 年 8 月 19 日    
アスベスト対策の早期実現を
〜一過性の話題で終らせるな!〜
 「クボタ」による一連のアスベスト被害の報道から、そろそろ3ヶ月になりますが、皆さんはこの事件に関心を持ち続けていらっしゃるでしょうか。
 1987年当時のアスベスト・パニックを記憶されている方も多いことでしょう。しかし、あれから18年、誰もが、「国がきちんと対策を執ったから、もうすっかり解決済みだ」と、思い込んでいました。私自身もその1人でした。1990年には、石綿対策全国連絡会議が、「(仮)アスベスト規制法」制定を求める運動を展開し、2年後、議員立法をめざしましたが、業界や自民党の反対に遭い、廃案となっています。これまで、中皮腫をはじめ、アスベスト関連の病で亡くなった方の正確な数字は、出せないといわれていますが、今後40年、悪性中皮腫の将来予測として、約10万人が罹るという数値も出ています。血液製剤の時と同様に、明らかな人災と言えるでしょう。
 まず、私たちの関心事として、身近な施設や住まいは安全だろうかということ。駅のプラットホームの屋根、家の瓦(カラーベスト)、天井や壁、車のブレーキライニング、などなど、アスベストが使われているものは、多種にわたります。そして、今年7月から、石綿の吹きつけ作業はやっと法的に禁止となり、ILO「石綿(アスベスト)の使用における安全に関する条約」は、今月5日の閣議で、批准が決定しました。(発効は来年8月)ここまで、何て長い道のりだったのでしょうか。
 しかし、お気づきのように、今この戦いは、始まったばかりなのです。既存のアスベストをどうするのか(日本の総輸入量は、約1,000万t)、これから迎える多くの健康被害の対策は?など、問題は山積です。アスベスト対策が、パーフェクトでなければ終ったとは言えません。何より、私たちの記憶から遠のくことが、心配です。
9月議会で、私は、今回このアスベストについて一般質問で取り上げます。どうぞ、傍聴にいらしてください。

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