持続可能な社会をめざして 国立市議会議員 板谷のり子
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2004 年 1 月 30 日    
持続可能な社会をめざして
〜講演「新しい政治の構想」より〜
 1月29日、中野サンプラザで、東京・生活者ネットワークの「新春の集い」が開催されました。毎年、開催しているもので、今年の講演は、千葉大学法経学部総合政策学科教授の広井良典さんでした。
 いま,日本の社会保障制度は、破綻するのも時間の問題ではないかと思われるような状況下にあります。先日、出された(年金の)政府案の負担上限18.35%は、あまりに庶民の生活ぶりを知らぬ数値と言わざるを得ません。広井さんは、社会保障の新たな方向性を示唆しています。「@若い世代に経済的負担がいくようにすること A心理的なケアに関する社会保障の必要性 Bそして環境税を社会保障の財源とすることで持続可能な社会をめざすことを挙げています。(当日レジメより抜粋)」
 政府が、どれほど景気が回復したかを示したところで、今私たちは、誰一人そんなことは信じてはいないし実感もありません。定常型社会というのは、「経済成長」という価値そのものを、もう一度問い直すことだと言います。
 私たち生活者ネットワークが目指しているのは、2〜3年先の社会ではありません。未来の子どもたちに、持続可能な社会が、引き継ぐことができるかどうかというところです。
実は、この「新春の集い」の前に、私たちは中野駅頭で「容器包装リサイクル法改正を求める」署名活動をしました。リサイクルが進んだからといって、手放しで喜ぶわけにはいきません。各自治体ともに、リサイクルには相当な額を支出しているはずです。これは、すべて私たちの税金なのです。事業者に応分負担をさせることは当然のことではないでしょうか。
1月26日、三多摩地域廃棄物広域処分組合は、二ツ塚処分場内にてエコセメント化施設建設工事起工式典を行いました。私たちの不燃ごみは、二ツ塚処分場へもっていくのだということは、周知のとおりです。(HPバックナンバー参照)起工式開催会場のゲート付近では反対派の方がアピールをしていました。もちろん、不燃ごみを燃やしてエコセメントにすることが、ベストとは私も考えていません。しかし、現時点においてこれ以上の対案がないことも事実です。持続可能な社会にするには、容器包装リサイクル法の改正も必要ですし、また、私たち一人一人の意識改革も必要です。(高温で燃やしたら、ダイオキシンが発生しないという保障はないでしょ!)だからこそ、発生抑制が重要になるし、「リユースしようよ」と呼びかけたいのです。
持続可能な社会というのは、たった一人では実現できないのです。社会保障の制度も、循環型社会の実現も、私たちみんなの力が、ひとつになってこそ!ではないでしょうか。
今、私は、一人でも多くの人にこのことを語っていきたいと思っています。



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