平和を願う夏 国立市議会議員 板谷のり子
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2003 年 8 月 22 日    
平和を願う夏
〜地球市民としての平等を〜
 8月15日、「平和を考える学習会」に参加しました。「イラク特措法」を強行採決した小泉政権に憤りを感じている方も多いことでしょう。会では、有事法制は国民保護法が制定されることによって、国民が「戦争協力システム」に組み込まれることを意味するのだということを一つ一つ例を挙げて説明されました。
 そんな社会情勢からか、最近「ナショナリズム」について書かれたものが多く目に付きます。イデオロギーの問題をタブー視する傾向がありますが、私は、「人が平和を希求する心」は世界共通のものだと考えています。それなのに、なぜ、この地球から戦争がなくならないのでしょうか。評論家の関曠野さんは「日本人の認識は曖昧で『民族(ネイション)』と『種族(エスニシティ)』とを混合している」と言っています。民族というのは「為政者もひっくるめてある政治社会に属するすべての人間が同一の権利と義務のきずなによってむすばれている」つまり、民族に上下はなく、すべての民族国家は主権において平等なのです。誤った民族主義が誤ったナショナリズムを高揚させてきたのでしょう。
 自分の国だけが平和ならよいとは言わないまでも「武装すること」自体、「相手を攻撃する覚悟であること」は否定できません。戦後50年以上たつというのに、そんな単純なことに、一向に気づかない(フリをしている?)為政者たちが、私は許せません。
 わが子と、ナショナリズムについて語る機会の多い夏でした。



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