怒涛の最終本会議 国立市議会議員 板谷のり子
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2007 年 9 月 28 日     カテゴリ:国立市議会
怒涛の最終本会議
〜駅周辺まちづくりのゆくえ〜
 9月議会最終本会議は、延びに延びて翌22日未明に終了しました。
すでに皆様ご存知のように、高校の日本史の教科書検定問題において、沖縄戦で起こった住民の集団自決に関する記述に日本軍の強制があったことを削除するよう文部科学省が検定に意見をつけて修正させたことに対し、意見の撤回を求める陳情が本会議で採択され、市議会として意見書を提出することとなりました。可決されれば、東京では初となることから、取材もたくさん入っていたのですが、これを面白くないとした野党は、引き延ばしの策を講じたものです。
 議会構成が拮抗する中で、自民・公明の思惑通りにことが進まぬ状況に不満であることから、建設的でない議論が展開されたり、重箱の隅をつつくような揚げ足取りで、議会の進行を止めたりすることについては、傍聴していた市民はもちろんのこと、マスコミ関係者からも、あきれ果てる声が聞こえてきました。
 しかし、実は、この議会における最大の注目は、補正予算の「国立駅周辺まちづくり基本計画策定委託料」でした。前市長の時代にも、予算案として出されましたが、「庁内で作れ」と数の力にモノをいわせて、反対してきたものです。
今回は、商工関係者もこれ以上計画策定が遅れることによって、手遅れになることを恐れ、保守系議員にも働きかけた模様の可決となりました。ただ、簡単に認めるわけにはいかないと、駅周辺まちづくり基本方針案について、2度にわたる全員協議会を開催し、あれこれ注文をつけたのです。
 案は、確かに、最初「計画案」として出されたものが、6月議会の途中で「方針案」に差し替えになるという不備もありましたが、ゴネて報告をボイコットした議員までが、8月末の会派説明であれこれ修正を言い出し、いざ修正をかけると、言ったとおりに直っていないとして、さらに文句をつけるありさま。簡単に修正する行政の姿勢もたいへん問題であったと思いますし、行政の役割の範疇と議会の役目の線引きが、しっかりなされていない結果のできごとでした。 そもそも「方針」というものは、おおまかな方向性のことであり、それを具体的にしていくのが「計画」です。具体的数字は、計画に入れ込むべきものです。「計画」と「方針」の意味するものの区別すらついてない議員がいることに、あきれてしまいました。
 とはいえ、とうにか予算は可決され、まちづくりは、ようやく動き始めました。
 今夜は、第2回駅周辺まちづくり推進協議会が開催されましたが、傍聴していた野党議員の私語がうるさくて、同じ議員として、たいへん恥ずかしい思いでした。
今後のゆくえは、しっかりと市民の皆さんにも、注目していただきたいところです。



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