市民の調査活動生かした「水循環基本計画」を 国立市議会議員 板谷のり子
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2007 年 9 月 14 日     カテゴリ:国立市議会
市民の調査活動生かした「水循環基本計画」を
〜9月議会一般質問(その1)〜
 9月7日に一般質問した内容を一部ご紹介します。

「くにたちの水循環市民プラン」について
 本来スケジュールどおりにすすんでいれば、とうに水循環基本計画は出来上がっているところですが、様々な事情で、いまだ策定には至っておりません。
多くの市民の皆さんが、関わって出来上がったこの「くにたちの水循環市民プラン」は、たくさんのデータが詰まった貴重な資料集となりました。「くにたちの水循環市民プラン」は、行政に、議会に、市民に、どのように周知されたのか、又、このプランには「今後の取り組みについての提案」が示されていますが、どのように水循環基本計画に反映されるかを質問しました。
答弁では、4月に市長への報告ののち、市のホームページに掲載し、6月議会の行政報告で紹介したとの事でした。
 予算がないことも理解できますが、多く印刷できないのなら、厚い表紙をつけて貸し出し用に数冊準備することは可能なのでは?と提案したところ、市民の作成したプランであるので水の懇談会のメンバーの意向を聞いて庁舎管理者と提示方法を協議するとの事でした。
 今後の水循環基本計画のすすめかたについては、水循環基本計画策定に向けた庁内検討会等の組織をつくりすすめていくことになりますが、その際には、水の懇親会の方々をはじめ広く市民にも意見を聞く機会を設けたいという回答がありました。

 また、地下水保全条例についてですが、ご存知のように、国立市では、約60%の地下水と約40%の河川水のブレンドで水道水が供給されています。この夏は猛暑続きでしたが、こういうときは、蒸散する水量も多い上、当然消費量も増加します。
 第4期基本構想の第1次基本計画第4章には、「安全でおいしい水」という項目がありますが、ここには、「国立市の総配水量(自己水量と補給水量)と市民の1日1人あたりの配水量の推移」がグラフになっています。
1970年から2005年までの35年間の推移ですが、これを見ると危機感を持たざるを得ません。70年代からですから、人口も確かに増加しています。しかし、問題は水量だけではありません。ブレンド率を見ると、どんどん地下水が減少し、河川水への依存度が増加しているのです。「一元化になりブレンド率は東京都が決めるから仕方ないよ」あきらめるのでしょうか。そんな他人事を言っている場合ではありません。いま赤ちゃんである子どもが成人する頃には、このまま行けば地下水と河川水は逆転してしまうかもしれません。
 現在のブレンド率を維持していくためにも、地下水保全条例が必要です。条例の必要性について、国立市の見解を問いました。
 市は水循環基本計画策定をする中でその必要性、方向性などを検討していきたいということでした。
 また、水収支について具体的な数値を把握されているかを問いました。2003年に庁内の水循環基本計画策定委員会の出した現状と課題の中で報告されているだけという答弁でしたが、私からは毎年出していくことの必要性を訴えました。
 千葉県の手賀沼流域では過去40年にわたって年間水収支の推移をデータ化しています。このくらい消費するのだから、このくらい地下浸透が必要というインセンティブが市民にもはたらくように具体的なものを示さなくてはならないと考えます。



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