2006 年
8 月
11 日
カテゴリ:活動報告
本気で環境保全をするなら
〜団地の樹木伐採と道路築造における緑化〜
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夏の厳しい照り返しの中、大学通りの緑の連続性とその先にある富士見台第一団地の緑地は、ホッと一息つける安らぎの場を提供しています。 2年前の夏、この団地内で大量の樹木伐採が行われたことを契機に、私は緑地保全の観点から、これを議会で取り上げ、都市再生機構に計画の見直しをさせました。現在、東側区域での伐採がすすめられていますが、国立市からの指導もあり、高木を多くすることなど全体の緑地の分量が増えるようになりました。しかし、地域からは「管理するのは住民なのに、なぜ市は余計なことをいうのか」という声もあると聞きます。 また、8月8日に開催された緑川上部道路築造の懇談会の席上で、市民から議員の発言を求められたので、私は初めて、環境施設帯(植樹帯)の手法について、木陰のできるような木を植えて地域住民による管理を提案したところ、「余計なことをいうな」との声もありました。 確かに、地域では高齢化が進み、樹木の維持管理は大きな課題です。しかし、だからと言って、どんどん伐採をすすめていくとどうなるのでしょうか。今でさえ、国立市の緑被率は、26%と多摩地域ではかなり低い数字です。意識的に緑化をすすめなければ危機的状況にあるといえます。私たちの飲んでいる水も、緑地保全に真剣に取り組まなければ、地下水の枯渇を招きます。 何もかも地域の高齢者にまで、労力を押し付けるのではなく、市民がいかに協力し合えるのかを、知恵を出してルール化していくことが必要ではないでしょうか。 お隣の日野市では、「日野市清流保全―湧水・地下水の回復と河川・用水の保全―に関する条例」ができました。罰則規定も入る厳しいものです。先日、条例づくりに係った職員の方に話を伺いましたが、「これまで行ってきたことを、そのまま条文にしただけですよ」と謙遜されていました。しかし、聞けば、用水保全のためのボランティア「用水守(ようすいもり)」は、今では、40団体約500名にも及ぶと言うではありませんか。一朝一夕に出来ることではありませんが、地道に、市民に声かけ仲間を増やしたことでの成果だったのだと思います。このように、高齢化が進んだ地域には、環境保全のため、市民参加での管理計画をつくらなければなりません。地域の環境保全は、まちぐるみで、すすめたいものです。
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